IoTプロフェッショナル・コーディネータへの道、[No.10] 黒須 学 さん


世の中のベクトルと合っているのか、IoT検定は、自分の知識と考え方を見直すチャンスだと思い受験しました。

by 黒須 学 さん

お名前 黒須 学
会社名 ギガフォトン株式会社
役職 生産技術
URL www.gigaphoton.com/ja/
都道府県 栃木県
保有している
資格や認定
IoTプロフェッショナル・コーディネータ

 

質問1)受験のきっかけを教えてください。

FAロボットを使った製造装置の開発を多く手掛けてきたため、
IoTという言葉ができる前から、製造装置とサーバーを繋げてデータを保存したり、
WEBで状態監視を行うなど、ICT技術としては最先端の開発を行ってきました。

製造装置で部品補給が必要になった時は担当者にメールで知らせ、
エラーが起きた時には担当者と上長にメールが送信されるなど、
今では珍しくない機能ですが、2002年当時は多くの大手企業さんが
システムを見学に来ました(当時の会社で特許取得)。

それから17年経った今では、IoTという言葉が一般的になり、
AIを使ったデータ分析から自律化という、
第4次産業革命に向けて業界全体が進んでいるのだと実感しています。

IoTと言っても範囲が広く、専門書も少ないため、自分が進めようと考えて
いる内容が、世の中のベクトルと合っているのかと考えた時にIoT検定の
ことを知り、自分の知識と考え方を見直すチャンスだと思い受験しました。

 

質問2)現在の業務内容、IoTへの関わりについて教えてください。

生産現場で使用する計測器や計測器PCの老朽化更新を担当しています。
IoTやFAロボット制御などの知識を活かし、IoTや自動化を考慮しながら
計測装置の開発をしています。

 

質問3)勉強方法を教えてください。

私が受験した2016年には、IoT関連の専門書が今のように多くなかったので、
WEB情報を主に勉強し、「M2M/IoTシステム入門」という専門書を参考に
しました。

 

質問4)IoT-PC保有者になって良かったことを教えてください。

公的な資格ではないので会社では評価されませんが、IoTの知識という面に
おいては、間違いなく日本を代表する資格なので、自分の答え合わせとしては
最適でした。

セキュリティ関連の知識が甘かったことなどが明確になり、試験を受けて
良かったと思っています。

 

質問5)今後の活動について教えてください。

表立った活動はありませんが、計測器や生産設備を使いやすくし、
より高品質なアウトプットができるようソフトウェア側からアプローチして、
皆さんが使っているPCやスマホが、小型軽量、高品質になることに貢献していきます。

 

その他

個人的には、Raspberry Pi でLチカしたり、スマートスピーカーを使ってIoT的な
ことで遊んでみたりと、私生活にもデジタル機器が満載です。

「スマートスピーカーを遊びたおす会」に所属しており、勉強会に出没することが
あります。