【リリース】IoT検定制度のアドバイザリーボード設置とアドバイザーおよびチェアマン就任のお知らせ


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ニュースリリース

平成28年9月28日

IoT検定制度委員会

 

IoT検定制度のアドバイザリーボード設置と

アドバイザーおよびチェアマン就任のお知らせ

― IoT検定制度委員会 より先進的で強力な組織を目指して―

 

  IoT人材育成のためIoT検定を実施しているIoT検定制度委員会(委員長 中島 洋)は、IoT人材を迅速に効果的かつ育成するためのアドバイザー組織としてIoT検定制度アドバイザリーボードを設置します。

アドバイザーに村上 憲郎氏、荻野 司氏、大三川 彰彦氏、川原 洋氏が就任し、チェアマンは村上氏を選任いたしました。

今後、IoT人材育成、IoT検定制度へのアドバイスのほか、IoTが世界的に重要な今、グローバルな視点での展開、また海外での検定実施を視野に提言をいただく予定です。

IoTが抱える現状として、製造業のみならず、サービス業・農業など幅広い分野の産業において、IoTの研究や導入が喫緊の課題となっていますが、中小企業や各種産業ではIoT導入を進めるには専門知識不足により、導入のハードルが高くなっています。

行政などもこれらの中小企業や組合などのIoT導入を支援しようとしていますが、行政機関においてもIoTを推進できる知識と能力を持った人材が不足しています。

IoT検定の合格者(IoTプロフェッショナル・コーディネータ)をIoT検定の普及活動により健在化し、IoT専門家や技術者を必要としている企業・団体へ紹介や派遣を推進していきます。

IoTによる圏内企業や産業の活性化の推進役として、首都圏にかぎらず地方でも活動が進むことで、IoTがつながる企業の共創を実現します。

 

 

アドバイザリーボード一覧

アドバイザリーボードのメンバー 一覧(順不同)となります。

村上 憲郎 氏プロフィール

現職

村上憲郎事務所 代表取締役、
(株)エナリス代表取締役社長、(株)ウエザーニューズ社外取締役、
(株)ブイキューブ社外取締役、大阪工業大学客員教授/会津大学参与 兼務

経歴

日立電子、DEC、Northern Telecom Japanなどを経て
Google Inc.副社長兼Google Japan 代表取締役社長、名誉会長歴任後、現職

 

荻野 司 氏プロフィール

現職

一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS) 代表理事、
京都大学 特任教授 博士(工学)

経歴

キヤノン(株)、(株)インターネット総合研究所などを経て(株)ユビテック代表取締役に就任後株式上場。同時に日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)IP 担当理事、IPv6普及高度化推進協議会常務理事等を歴任。
CCDSにてIoTセキュリティにおける標準化、技術開発を推進。2014年10月より現職

 

大三川 彰彦 氏プロフィール

現職

トレンドマイクロ株式会社 取締役副社長

経歴

1982年よりIT業界でキャリアをスタート。1992年12月にマイクロソフト株式会社に入社し同社執行役員就任を経て、
2003年2月にトレンドマイクロ株式会社入社、執行役員 日本代表として、日本国内における個人ユーザならびに企業ユーザ向けセキュリティビジネスの総責任者として活動。
国内ビジネスに加え、IoT事業およびコンシューマビジネスのグローバル統括責任者として2012年3月より現職

 

川原 洋 氏プロフィール

現職

サイバー大学学長 兼 IT総合学部学部長、サイバーユニバーシティ(株)取締役、
NPO日本MITベンチャーフォーラム・アドバイザー(前理事長)

経歴

ソフトバンクECホールディングス(現ソフトバンク)技術担当執行役員、
DeeCorp・TVバンク CTOを経て、2007年サイバー大学教授、2012年より現職
MIT工学部博士課程修了(工学博士)

 

IoT検定制度委員会 組織図

 IoT検定制度委員会では現在、幾つかの役割を実現するため、組織化し活動をしております。

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ニュースリリースページ

www.iotcert.org/info/release20160928/

 

IoT検定ホームページ

www.iotcert.org/

公式フェイスブック

www.facebook.com/IoTkentei/

 

本件についての問合せ先:

IoT検定制度委員会

IoT検定運営事務局:株式会社サートプロ 近森満

TEL:03-6276-1168 FAX:03-6276-1169

info@iotcert.org

 

 

 

参考資料

 

IoT検定とは

IoT検定制度委員会(委員長:中島 洋)は、IoT社会におけるIoT人材育成に関する大きな課題を解決するための方法の一つとして中立な立場でIoTの知識やスキルを学ぶためのスキルマップを定義し、また認定する試験「IoT検定」を制度化しました。

IoTに関する知識だけを問うのではなく、IoTの真の価値を理解し世の中を変える事ができる人材を認定する事を目的としているために、試験範囲に企業戦略やビッグデータ・人工知能などの成長技術分野も含まれています。

公式ホームページ  www.iotcert.org/

公式フェイスブック www.facebook.com/IoTkentei/

 

【試験体系】

IoT検定レベル1試験 プロフェッショナル・コーディネータ(実施中)

IoT検定レベル2試験 プロフェッショナル・エンジニア(開発予定)

IoT検定レベル3試験 プロフェッショナル・アーキテクト(開発予定)

 

【レベル1試験概要】

・正式名称 IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ

・試験方法 CBT 四肢択一

・試験時間 60分

・出題総数 70問

・評価方法 合否(60%以上の正解で合格)

 認定方法 合格者にはプロフェッショナル・コーディネータ認定証を発行

・受験料金 10,800円(消費税込)

 

 

IoT検定を受験するには

試験対策に役立つ書籍、研修、模擬問題等の情報を掲載しています。

受験情報 www.iotcert.org/test/

 

※IoT とは

Internet of Things の略

コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続することにより、相互に通信し、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことをIoT という。

自動車の位置情報をリアルタイムに集約して渋滞情報を配信するシステムや、人間に代わって電力メーターが検診情報を電力会社と通信し、電力使用量を申告するスマートメーター、大型の機械などにセンサーと通信機能を内蔵して稼働状況や故障箇所、交換が必要な部品などを製造元がリアルタイムに把握できるシステムなどが考案されている。